たたら房とは「Tatara」+「Labo」の造語です。
たたら製鉄の研究所という意味を込めて命名致しました。
たたら房ではたたら製鉄だけではなく、良い刃物を作るために鋼の研究を行っております。
生産した鋼材の蛍光X線分析を行い、玉鋼との比較を行う事で玉鋼を超える刃物用鋼材製造の研究を続けております。
たたら房は、たたら製鉄の研究所として日本各地の砂鉄を使ってたたら製鉄を行っております。
日本は大陸プレートが複雑に交わる地域のため、プレート毎に特徴ある鋼ができることがわかってきました。
特に高チタンの砂鉄は、扱いが難しい分面白い鋼が出来上がります。
今後も研鑽を続けてまいります。
代表 原 義樹
キタハガネは特殊な鉄鋼材を原料として、おろしがね技法で高炭素の鋼にまとめた鋼材です。
福井県の北鋼シャーリングと連携して製造・販売を行っています。
蛍光X線分析による成分検査では、北陸砂鉄製玉鋼と同等の成分が確認されております。
また、鉄を弱くするリン・硫黄に関しては北陸砂鉄製玉鋼よりも少なく、マンガンが含有していることから、錆びにくく靭性が高い鋼材になるものと考えられます。
キタハガネは量産が可能なため、一般の鍛冶屋さんへも販売させていただきます。
腕に覚えのある鍛冶屋さんの挑戦をお待ちしております。
キタハガネに興味がある方は、下記のURLよりご確認ください。
https://kitahagane.wixsite.com/my-site
たたら製鉄 たたら房
〒910-2516
福井県今立郡池田町山田33-30
※獣害駆除・伐木・炭焼も行っているため、
不在の場合があります。
※平日はキタハガネ製造指導のため不在です。